発行 第4号
毎月第一金曜日の定例会で、提言書作成に向けて福岡市男女共同参画年次報告書を検討しました。チェックし終わって参画課との懇談会後、1月30日に市長への提言書を提出しました。中学校の男女混合名簿促進や、博多あんあん塾のカリキュラムに男女共同参画の講義を入れる等、提言の実現が進んでいます。
台湾は2016年の選挙で初めて女性の蔡英文大統領が誕生し、女性議員比率は38.1%とアジア一を誇っています。この背景にはクオータ制の導入が大きいといえます。gefca会員の王貞月さんのガイド兼通訳により、参加者19名でスタディツアーを行いました。詳しくは報告書をご覧ください
5月11日、ココロンセンター研修室で2018年度通常総会を開催しました。2017年度事業・決算報告、2018年度事業計画・予算(案)はすべて承認されました。記念卓話は王貞月さんの「台湾の歴史と政治〜女性を中心に」でした。
7月5日、講師に本条例策定に尽力された堤かなめ県議と性暴力被害者支援センター・ふくおかの浦尚子センター長を迎えて、日本初の高い理念と実践力を持つ条例について学習会を持ちました。本県は強制性交等の認知件数がワースト2位で、本条例の全面施行により根絶に向けた取り組みの促進が待たれます。
受講生は朝10時から夕方16時までの1日講座のどれにも熱心に参画し、避難所の運営に女性リーダーの必要性がよく理解され、地域で実践したいといった声も聞かれました。最後に県より修了証が渡されました。
国立女性教育会館で福岡県の講座を報告
8月31日、NWEC男女共同参画フォーラムの「防災・減災に取り組む女性を育てる―仙台・東京・福岡の実践から―」と題するワークショップで、県の講座について、gefcaの藤野ゆかりさんと福岡県男女共同参画課加賀係長が報告をしました。女性リーダー育成に向けた示唆に富む元気あふれる報告でした。
NWECフォーラム後、清瀬市の生活者ネットワークの小西みか市議ら3人と懇談しました。女性議員が多い理由は清瀬市には古くから療養所が多く、そこの看護師の労働組合からの立候補が多いこと、また女性市議の多い議会では福祉関係の質問が多いとのことでした。
この法律は、衆議院、参議院及び地方議会選挙において、男女の候補者の数ができる限り均等となることを目指すことなどを基本原則とし、国・地方公共団体の責務や、政党等が所属する男女のそれぞれの公職の候補者の数について目標を定める等、自主的に取り組むよう努めることなどを定めています。
この法律を活用して女性議員を増やす動きが全国で高まっています。
9月7日、公明、国民民主、社民、自民、共産、立憲民主、の議員との懇談を持ちました。女性議員を増やすことには全員賛成でしたが、現職男性議員が多いところでは積極的にやることは難しそうでした。またクオータ制導入については一政党を除き導入には消極的な印象を持ちました。
「女性議員を増やせる法律ができたよ 世界の女性議員急増の謎に迫る」
女性議員急増の台湾・韓国のナゾに迫りながら「候補者男女均等法」の活用について考える講演会が10月20日開催されました。
2019年予定事業
総会(5月10日)
市長への提言書提出(5月29日)
2019年度福岡県委託事業
(5/13久留米、5/15北九州、
6/4飯塚、6/6福岡)
女性福岡市議との懇談会
参画ネット共同事業~福岡を性暴力
ゼロのまちへ